未知と嗜好の狭間かな

 返答に困る質問、正直答えようのない疑問というものはある。
 といっても、ここで言ってるのは深刻な話ではない。アンダーウェアのことである。よくあるのが、TOOT と GMW はどっちがいいの? とか。

 そんなの知りませんっ!

...というのは、正直な感想である。マジで。
 両者の違いは他の記事で触れているので、改めて、そんなの知らないよ...というお話を、つらつら書き散らしてみましょう。

 とりあえず、デザインの問題は横に置いておこう。

 他の記事の繰り返しにもなるんだけど、どっちがいいかなんて、僕の知ったこっちゃないような話なのです。なんでかって、どっちがいいかは自分が決めるしかないからだ。この「自分で決めるしかない」というのは投げやりなわけではなくて、重要なことだと思うのだ。
 確かに、履き心地は違う。しかし、その違いをどう感じるかは、人それぞれだ。体つきも違えば、好みも違う。
 アンダーウェアに限らず、僕が好きなものを、友人が好きとは限らない。僕の好みが、常に知人とマッチするわけもない。ぼくが愛してやまないものを、恋人も愛してくれる保証はない。
 体つきで言えば、身長も体重も違う。体脂肪率も違う。ウエストのサイズ、ヒップの大きさ、腿の太さ...などなど、それぞれ個人差がある。たとえ身長と体重が同じでもね。
 加えて、ムスコさんの大きさや形だって差があるわけだから、これだけでも好みの差が大きくなりそうなことは想像できる。
 アンダーウェアに対する基本的な好みの差も、千差万別である。同じボクサーパンツであっても、緩めが好きなのか、キツめが好きなのか。ハイライズとローライズはどっちがいいのか。などなど。
 デニムパンツなんかだって好みがあると思うが、アンダーウェアはそれよりデリケートなわけで、もしかしたら如実に好みの差が出るものなのかもしれない。もっとも、見えないところだから、まったく気にしない人もいるけど。
 そして何よりも、自分の感覚は、自分のものでしかないのだ。同じアンダーウェアを履いても、その感じ方が人それぞれ違っていても当然のことだろう。それが、履き心地を決める重要な要素なんじゃないかな...と。見えない要素ですが。

 こういった履き心地に、他の要素が加わってくる。見た目の好みとか。股間が強調されるのが嫌いだとか好きだとかね。それが理由で選んでる人もいるから。
 あと、最初に脇に追いやった色や模様のデザインなどもね。

 Web でわかるのは、「ある程度のこと」までだよなぁ。どっちがいいかとか、アンダーウェアについては、そんな判断までなかなかできるものじゃない。誰かの基準をそのまま自分に当てはめるなんて、なかなかできないことだ。
 差を知ることに、意味がないとは思わない。参考にはなるしね。基本的な差を確認することには、意味があるだろうし、重要な情報になり得る。僕も、そういった情報を元に買い物をする。でも、「で、結局どっちがいいの?」なんて聞かれたら、困ることこの上ない。困るよ、ホント。困るから。
 僕はあなたではないのです。僕の身体は、あなたの身体ではないのです。僕の感覚は、あなたの感覚ではないのです。
 と、無情に畳み掛けてしまったが、どっちがいいのか他人に決めてもらおうなんて、甘いのだ。いや、ホントに。
 だから、やっぱり実際に買って、自分で履いて確かめてみるのが一番なのです。それ以上に説得力のある判断材料なんて、きっとどこにもない。たぶん。

 ぶっちゃけ、好き嫌いだと思うのだ。総合的に、好き嫌いだと思うのだ。

 そんなわけだから、僕はどっちがいいかの判定はしませんよ(判定はしないけど、僕は TOOT の比率が圧倒的に高い。それは、TOOT と GMW なら、TOOT の方がしっくりくるから。僕にとってはね)。

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