2014年8月アーカイブ

その違いは何ですか

 夏も終わりですね。なんだか、夏らしくない夏であった。
 関東あたりは暑い日も多かったようだが、このあたりはさっぱり。夏の入りは暑かったものの、夏の盛りの時期はといえばさほどでもなく、夏前の方が暑かったくらいだ。その煽りか、ヒグラシもツクツクボウシも、クマゼミやアブラゼミですら元気がない。いつもならにぎやかなんだけどなぁ。

 さて、夏に飲むものといえば、ビールですね。だけど僕は、ビールは飲まない。
 学生の頃は飲んでたんだけどね。卒業してから、とんと飲まなくなった。もともと炭酸が苦手なのだ。だから、サイダーもコーラも飲まない。
 それでも学生の頃は、ビールは付き合いで飲んでたわけだけど。
 しかしそれも付き合い程度で、昔からお酒自体それほどたくさん飲まなかったなー。ビールとか、せいぜい初めの一口程度で満足してしまうし、あとはまさしく付き合い。がっぽがっぽ飲むことはせず、適当に杯を傾けつ逃がしつ。
 そんなふうであった。強くもないしね。少し飲めればいいの。

 今もお酒は飲むけど、先に書いたように、ビールはまったく口にしなくなった。
 じゃ、何を飲んでるのー?

 以前書いたことがあるが、日本酒がメインである。泡盛とワインも時々。リキュールもたまに飲む。
 大学卒業後のことだが、何かの集まりがあって飲むこともある。そんな時、一杯目にみんながビールを注文する中、一人僕だけ「日本酒を」なんてことになるわけです。そしたら、「ええー!?」とかなんとか、ブーイングが上がるという。
 いいじゃないか。ほっといてくれ。ビールハニガテナンダヨ。
 そもそも一杯目がビールだなんて、誰が決めた。そんな習慣めいたわけのわからぬものなど、僕には邪魔でしかない。意味不明である。

 しかしその日本酒も、やはり一度に何度も杯を重ねることは、ほとんどない。普段は、多くても数杯程度がいいとこだ。強制とかされると、正直かなり萎える。
 好きに飲ませてくださいな。

 一時の焼酎のブームらしきものは落ち着いたと思うが、日本酒離れと焼酎LOVE は続いてますね。僕はといえば、焼酎は飲まない。
 泡盛は飲むのに、焼酎は飲まないの? そうです、飲まないのです。
 同じ蒸留酒じゃん...なんて声も聞こえてきそうだが、飲まないのだ。よくわからないけど、好きになれないのだ。未だおいしいと思ったことがない。
 思うに、製法の微妙な違いが、僕の好き嫌いと関係してるんだろうなぁ。

 確かにどちらも蒸留酒で、分類上は同じだ。どちらも味はあるし、臭みだってある。臭みはむしろ、一般的には泡盛の方が強い。なのに、焼酎が好きになれない不思議。自分でも謎です。
 泡盛には普通に古酒があるように、「余計な成分」の有無や量が違うんだろうな...なんて、勝手に思っている。日本酒だって、焼酎から見れば「余計な成分」だらけみたいなもんだし(焼酎にも古酒はあるけど、そもそも焼酎は「新酒」で飲むものなんじゃないかとも思っていたり。あと、単に熟成と言っても、泡盛と焼酎ではその意味が少し違うような気もするし、ましてやウイスキーなら尚更じゃないかなぁ)。

 原料とか麹菌の違いが味わいにどう影響しているのか僕にはよくわからないけど、泡盛は飲むのに焼酎は飲まない...という僕の好みは、こうしてあるのです。
 ちなみに、蒸留酒かどうかは関係なく、ウイスキーとかブランデー、テキーラとかも飲みませんよ。

アンダーウェアの怪

 このサイトへの検索キーワードで圧倒的に多いのが、アンダーウェアに関するもの。
 その中でも特に目に付くのが GMW、つまり GOOD MEN WEAR だ。なんでこんなに多いんだろ。何を調べてるんだろ。何が知りたいのかなぁ。買える場所を探してるのかなぁ。
 買える場所なら、たしかに限られてるよなー。探したくもなる。かつて僕も、いろんなところを探したもんだ。

 キーワードの組み合わせが意図の推測しにくいものも多くてなんだかよくわからないけど、とにかくそんなわけで GMW 購入の話など。

 ネットショップなるものができてもう随分たつが、買えるもの、買い方、配達方法、送料など、いろいろ変わってきましたね。
 この数年で広がってきたネットスーパーなどは、ネットで実店舗と同じ商品を注文できて、購入したものはその日に届く。サイトでのネットショップとしての見てくれは同じようなものでも、結果や体験は違う。「ちょっとスーパーへ」に近い感覚で使えると思う。使ったことないけど。
 一方で、一般的なものとは違って、そこでしか買えないものもある。個別の商品はもちろんのこと、購入経路でもね。
 例えば、主な販売経路はネットで、それ以外はごく限られた実店舗で販売する...なんて商品も少なくない。ネット販売しかしていないものも、珍しくなくなった。実店舗では販売してないけど、ネットでは広く取り扱い店舗が確保されている例もあれば、窓口となる販売サイトが限定されていることもままある。
 ショップによって、方針は様々ですね。

 TOOT や GMW も、ネット中心のブランドである。他にもあるけど、今はこの2社に絞るとしよう。
 まず TOOT の場合、販売サイトで確認できるように、全国にポツポツと取り扱い店舗がある。百貨店とか、ショッピングモールにもありますね。小さいお店も混ざってます。
 しかし、リアルショップの数は多いとは言えない。

 取り扱い店舗が少ないと困るのは、実物を見て買いたい場合だろうなぁ。特に色とか、モニターによっては違う色に見えるし。でも履き心地に関しては、普通は下着の試着はできないし、するようなものでもないし、ネットで買っても同じことじゃないかなー。
 前にも書いたけど、安いものではないとはいえ、買って試してみるのが一番いい。
 あと、こっそり買いたい時とか? 事情は千差万別いろいろありうるけど、例えば同居人に知られたくなかったりすると、困るよね。
 そんな時には、局留めとか営業所留めとか、コンビニ受け取りを使う方法がある。ネットショップによってこのあたりの対応は違うので、調べないといけないけどね。局留めは可能なネットショップが多いかな。コンビニ受け取りは、対応ショップが少ないか。
 昔と違って、郵便局は遅い時間までやってるところが多い。夜間窓口で対応してくれるんだけど、その時間内なら自分の好きな時に取りに行けばいいから、一見面倒なようで、案外便利だったりー。取り扱い内容と時間は局によって違うので、日本郵便のサイトなどで調べてね。

 他の話を先にしてしまったが、一方の GMW はどうかといえば、TOOT と比べてさらに間口が狭い。そうです。狭いのです。キュキュッと閉まる初心者のアレのように。
 GMW はリアルショップでの取り扱いが少ない上に、ネットでの販売もほぼ公式サイト1箇所のみ(実際には1箇所だけじゃないけど、商品が限定されたりして、便利とは言い難い)。さらにその公式サイトでの販売も、期間限定。ネットであっても、いつでも買えるわけじゃない。こりゃタイヘン。
 GMW が気になるなら、とりあえず会員登録しちゃえばいいと思う。登録は金がかかるわけでもなし。
 販売期間はサイトにも告知が出るけど、度々サイトを調べに行くなんてめんどくさい。登録してメールを許可しておけば、販売が始まる前日にメールでお知らせがくるので、その方が便利じゃないかな。
 販売期間が限定されることのデメリットは、とりあえず閲覧できないこと。商品だけでも見ておいて、金額を先に確認して...なんてことは、かなわないのです。人気のデザインは、うかうかしてるとすぐ品切れになることも考えられるしね。軽い争奪戦です。

 こうしていろいろ書いてみると、なんだか簡単ではない気がしてくるねぇ。
 でも、そうでもないんだよー。ぶっちゃけ慣れだね、慣れ。いろんな意味で。ネットショップで買うということも、その他あれこれも含めて。

 さて、付加的に、リアルショップについても書いておこう。
 公式には販売店舗ではないけど、取り扱いのあるリアルショップがまったくないわけでもない。だから、根気よく探してみても悪くはない。気の長い話だが。
 そういうお店は、街角の小さな専門店だったり、人通りの少ない裏通りの衣料品店だったり、こじんまりしたセレクトショップであることも多い。
 残念なことに、せっかく販売店があっても、僕には用がないけどねー。なぜなら、サイズがないからですよ。例によって、例の如く。サイズがないからですよ! はははー。
 小さなお店が、売れ筋の商品とサイズに限定して仕入れたとしても、不思議なことではない。それはつまり、ほぼすべてが M と L だということだ。僕は S(SS)ですからね。仕方がないですね。そうですね。
 TOOT でいえば、昔はわが県内にも、モデルもサイズもしっかりそろえてるお店があった。たしかサイトには掲載されてなかったけど、通常の行動範囲内に、いくらか置いてるセレクトショップもあった。しかし悲しいことに、なくなってしまったのだ(販売中止と閉店)。
 ほんで今は、新たにサイトに掲載された別のお店で売ってる。だけどやっぱり、サイズがないから用はない。

 最後にもうひとつ。買ってみろ! という身も蓋もないような話。
「買って試してみるのが一番いい」とは上でも他でも書いたが、やっぱり勇気がいるよね。
 まずは最低限でも、自分のサイズをよく把握しておくことが大切だろう。SML だけじゃなくて、自分の履いているアンダーウェアのウエストは何センチか(など)も、実際に計ってみるといい。その上で、サイトに掲載されているサイズをチェックする。アメリカンサイズかどうかも、要注意点かな。
 ブランドによってサイズ感が違うけど、それはどうしようもない。それに的確に答えてくれるものなど、おそらくこの世にはない。ないったらないのだ。たぶん。
 レビューやらなんやらは、確かに参考になる。でも他人の評価は、主観による他人の履き心地だから、同じように感じるとは限らない。自分で履いて納得するのが確実だ。身体だって、自分とまったく同じ人はいない。仮に身長・体重が同じスペックでも、ウエストは違うかもしれないし、オシリの大きさも違うかもしれない。
 実際、特にフィットするタイプのアンダーウェアを履く場合には、ウエストよりもヒップがモノを言う。着心地やサイズ感に大きな影響があるのは、ウエストではない。股の前後とオシリの具合がどうかが、重要なのだ。たぶん。
 だけどヒップのサイズを表示してるショップなんて、そうそうない(最近の TOOT は表示あり)。加えて、ロングのボクサーになると、太股の太さもあるからねぇ。
 さらに、履き方だって違うかもしれない。上げ方とかね。特にムスコさんには、上を向いていただく人もいれば、下を向いていただきたい人もいて、その「容姿」だって違うもの。カップがあろうとなかろうと無視できないことだけど、ありなら尚更、カップの大きさや形が履き心地に影響を与えますね。

「履きやすい」の一言も、どう履きやすいのか千差万別なのだ。

 ただ、同じブランドならだいたい似た傾向があるし、だんだん予測はつくようになると思う。そうなると、レビューの読み方も違ってくる...ような気がする。
 同ブランドでも、別シリーズや別生地だと冒険も込みになるかもしれないね(実際、カップの大きさが違ってたりする)。同ブランドを買ったことがあるなら、それとの比較をショップに問い合わせてみる方法もある。しかしそれでも、完璧ではない。
 その履き心地も、肌触りだって感じ方に個人差があるし、やっぱり本当のところは自分でしかわからない。ここで冒険するか、安全策を取るか、結局は自分で決めるしかない。
 肌に直接触れる、それもデリケートなエリアとその周辺に触れるものだから、余計に感じ方の差は激しいかもしれない。
 まったくもって、買い物だけでも一苦労ですね。

 僕もそろそろ、次のアンダーウェアを買わなきゃなー。

折り鶴の作法

 折り鶴である。原爆の子の像への捧げものだったり、お見舞いだったり、贈り物だったり、高校野球での励ましであったり、いろいろな場面で出てくる、あの鶴だ。
 いろいろ語り始めると終わらないので、それはひとまず横へ。
 折り鶴の折り方は、基本としては1通りだ。しかし実際に世に出回っている折図は、2通りある。最初を二等辺三角形に折るか、長方形に折るかの違いである。
 ところがこの最初の部分、オリガミアンなどにはよく知られた折り方が、もう1通りある。
 さらに、首や尾、羽の折り方に好みがあって、それを含めるといろんなパターンができあがる。たかが折り鶴といえど、一筋縄ではいかないのであった。

 以下は、自分式折り鶴の折り方とでもいうようなものである。羽に折り筋のない、綺麗な折り鶴になりますよ。

 ヒマな人、そして折る苦労(?)をいとわない人は、お試しあれ。最近は、折り鶴の折り方そのものを知らない人が多いんだけどね。男女問わず。
 以下、一通りは知っているものとして、話を進めますよ。折り方がぜんぜんわからないよ! という人は、ネット上にも折図があるので、検索して探してもらうといいだろう。
 と言いはしたけど、折図を見てもわけがわからないという人もいるので、話はそれほど簡単でもなかったり...。


 用意するもの。正方形の紙、1枚。当然っちゃ、当然。

 orizuru_01.jpg

 出来上がりは、色付きの面が外側といたしましょう。今は、赤ね。以下、色面を「赤」としか書かないから。


 それではまず、赤を上にして、三角に折りませう。

 orizuru_02.jpg


 いったん開いて、裏返す。まんなかに、斜めに折り筋がついてるね?

 orizuru_03.jpg


 縦と横、どっちも半分に折って、戻す。長方形に、辺と辺をあわせてね。十字に折り線を付けるわけだ。

 orizuru_04.jpg > 長方形。


 ほんで、縦横1回ずつ折って、開くと...。

 orizuru_05.jpg > 折って開いたところ。

 写真ではわかりにくいのだが、斜めに1本。十字に縦横2本。合計3本の折り線がある。


 ここまでできたら、付いている折り筋どおりに折りたたむ。

 orizuru_06.jpg > くれぐれも、折り筋どおりに。

 簡単に、早く折れるねっ! しかもキレイ。

 さてさて、こうならなかった人。できないヨ...と憤慨している人。あるいは、三角形になってしまった人。
 それは、ふうせんの基本形へのステップである。頂点の向きが違う。一度開いて、頂点を逆にしようね。
 厳密には、今まで付けた折り筋のとおりであれば、三角形にはならない。だから、ふうせんの基本形はできないはずだ。もしそれが完璧にできてしまうとしたら、すでに折り筋が1本余計についてしまっているのだ。あわあわわ。
 仕上がりが綺麗な折り鶴にしたい時には、改めて紙を用意して折り直しましょう。

 orizuru_07.jpg > 正しい頂点。

 orizuru_08.jpg > まちがい頂点。


 では、次。
 さっき頂点だった部分は、背中になるのである。そこはぺったんこにしたまま、反対の角のところをちょいと開く。

 orizuru_09.jpg > こんな具合に。


 ついでに「なんとなく」形にしてやる。

 orizuru_10.jpg > こんなふうに。


 そのまま中央の辺にあわせて折る。カドもキッチリね。

 orizuru_11.jpg

 残りは、さきっちょがズレないようにしながらピシッと折る! 羽の中央に折り筋がないから、やや折りにくいかもしれないね。慣れればどうってことはない。

 orizuru_12.jpg orizuru_13.jpg


 んで、こうなる。

 orizuru_14.jpg > 片側できあがり。

 orizuru_15.jpg > 両側できあがり。


 折り紙で綺麗に折るために必要な基本的注意点は、やはり角や辺をキッチリ合わせて折ることかな。
 よく、なんでそんなに綺麗になるの? とか言われるのだが、僕としては普通に折っているだけだ。しかしよく見ていると、綺麗にならない人は最初の一手二手で、既にずれているようで。

 さて、鶴を先に進めましょ。と言ってもあとは、ほぼ普通通りに折っていくだけだ。


 首と尾の部分を細くして...。

 orizuru_16.jpg > 縦半分に折る。


 中わり折りってのをして...。

 orizuru_17.jpg > 両側、中割折り完了。


 首を作って...。

 orizuru_18.jpg > 折り鶴出現ですね。

 上の写真のように、僕の好みは首と尾をやや胴体から引き出す。この角度は、人によって好みが分かれる。内寄りの方が縦方向にスッと立って、シャープな感じになるので、それも好きだけどね。

 ちなみに、首と尾を細くする時に、ちょっとした細工をすると、よりキレイに折れる。初心者には少し難しいのだが、簡単に触れておこう。
 紙は、折り込んでいくほど厚みが増す。この首と尾の部分は、細くする時に辺をちょうどに重ねると、中わり折りをする時に両側の紙同士がぶつかりあう。それを避けようと思ったら、事前に準備しておけばいい。つまり、辺と辺をキッチリ合わさずに、わざとわずかにずらすのだ。
 ただし、ずらしすぎると頭を折る時にあまり見栄えがよくないので、ほどほどに。過ぎたるは及ばざるがごとし。またたとえ辺をずらしても、角はきちんとシャープに処理すること。


 では、次に参りましょう。
 僕の好みでは、羽は根元で折る。

 orizuru_19.jpg > 普通は折らずに広げる。


 羽を横向きにして、背中をほんの少しふくらませて、完成。

 orizuru_20.jpg

 でーきた、できたっ!

 羽の上面に折線がなくて、シャープである。よーく見てね。羽に線がないから。くれぐれも、画像に加工なんぞ施していないので。

 orizuru_21.jpg > 普通の羽の折り鶴。

開いて閉じて、右! 左!

 前回、某サイトの改装について書いた。
 この新サイトのことをいろいろと検討する際に、大活躍したアプリがある。先月の初旬あたりから使い始めた、WorkFlowy だ。
 これは、クラウド型のアウトライナーである。アウトラインエディタである。アウトラインプロセッサーの簡易版みたいなものである。
 Mac では Webブラウザでアクセスする。iPhone や iPad にはアプリがあるので、それを使う。

 このアプリ、見た目がすごくシンプル。でも、必要なものはそろっている。余計な機能は持たず、過不足がないって感じで。
 項目のランクを上げ下げするのも楽だし、移動はドラッグすればいい。コピペも簡単。他のアプリから改行付きでコピペすると、各行がそれぞれ項目になる。
 項目をひとつ選ぶと、その項目がトップ表示に切り替わる。目的ごとにトップレベルの項目を分けておくと、必要な内容だけを表示することができるというわけですね。
 各項目には、ノートを付属させることもできる。使わない人には、無用のものかもしれないが。ちょろっと何かを付け足しておくには、悪くない。だから、一覧表示できるようにしておきたい内容の記述には向かない。
 各項目は字消しできるので、ToDo としても使える。

 こんな具合でいろんなことができるけど、見た目はいたってシンプルだ。
 類似のアプリでは、階層ごとに項目のマークの色や形が変わることも珍しくない。でもこれは、すべて同じ。「・」だけである。いたってシンプル。だけど、スッキリ見やすい。

 ステキです。

 Mac では、昔から Tree を使っている。その iOS アプリがあったら、きっとそれを常用してたと思う。でもないんだよね。残念なことに。
 だからその代わりとして、何かいいものはないのか? と思って、時々探していた。もう長いこと探し求めていた。でも、なかなか自分の思うものはないんだなぁ。
 それが先月、ひょいと見つけてしまった。シンプルすぎるかな? と思いつつも、よさそうだから試しに使ってみたところ、非常に具合がよかったわけです。こんないいもの、いつからあったの?

 Tree と連携させようと思ったら、基本的にコピペなんだけど、ちょっとうまくいかない部分はある。
 同じアプリで同期などができれば、理想的ではある。でも僕の場合、アプリが別々になっててもさほど問題もないし(目的を微妙にわけている)、時々必要になったら一方からもう一方へ移す程度でいい。少なくとも項目は反映できるし、似たアウトライン系のアプリがふたつあっても、困らないのだ。
 すこぶる快適である(あえて言ってみる)。

どこでもいいって、どこですか?

 最近、あれこれと用事があって、Web は放置していた。ネタは用意していたものの。まぁのんびりやってるので、まったく気にしてないが。

 このところ、WordPress を触っていた。必要があって。
 実際に触るのはこれが初めてなのだが、あれやこれやと調べることの連続で、なかなか大変であった(正確にはまだ継続中)。
 今回は、いくつか条件付きなので、余計に面倒なのかもしれないけどねー。

 それは、僕も関わっているある集団の Webサイトである。
 今もサイトはある。小さなサイトなので、特別なものは何も用意してないし、構造もシンプル。更新は、HTML と CSS を直接編集してアップする。それで事足りるのだ。この管理を、僕がしている。
 それを全面改装しようとしているのだ。
 Webサイトのコンテンツなどについて検討する部署が別にあるのだが、簡単に言うと、そちらさんが内容をもっと充実させたい...と(これは僕も望むところ)。ほんで、集団内の個人に関わる情報の更新を、できればメンバー個人にやってもらいたい...と(これはそっちの部署の手抜きですね)。

 もちろん、方法はいろいろ考えられる。
 でも、大枠をまず考えた時に、WordPress が一番対処しやすいように思えた。ライセンスとか、そういった部分も含めて。
 細かい部分を考えると、面倒臭いこともある。また、後々のことも考えておいた方がいい。今は僕が管理しているからいいけど、僕の手を離れた時にどう管理するのか...とかね。
 HTML を多少なりともわかる人は、おそらく僕以外に一人しかいない。僕が前管理者から引き継いだ時にやたらと汚かった HTML と CSS は、面倒がないように整理はしてある。古臭いデザインも、変えた。だけど、まったく知識がない人からすれば、これでも敷居が低くはないと思う。

 それを、より管理しやすいようにしようとしたら、CMS がうってつけに思われる。
 しかしメンテナンスのことも考えておくべきで、特にアップデートは必要だと思う。カスタマイズしすぎるとそれが面倒になるから、本体にはなるべく手を入れたくない。運営面では、メンバーが一部コンテンツを更新できるようにする必要もある。
 こういった条件もあって、選んだのが WordPress なのだ。

 まず、メンバーは登録ユーザーで管理する。アップデートの手間を省くために、なるべく本体には手を入れない。プラグインに頼りすぎるのもどうかと思うが、多種多様なプラグインがあるので、積極的に利用する。
 そんな感じで事前にいろいろ調べて、検討・発案部署の要望にも応えられそうな方法を考えた。そっちで考えてもらってもいいのだが、相談されたのでもう自分で考えた。
 本体にまったく手を入れないというのは現実的じゃないが、WordPress なら子テーマを使える。それで代用的に解決する。同時に、メニューや構造も少し変更する。時系列に並ぶ必要がある情報については、ブログを流用すればいい。などなど。
 青写真はできた。

 ただ、それがすべてすんなり実行できたわけではない。当然ながら。実際にやってみると、戸惑うこともたくさんあるんだよね。
 なかでも苦労したのが、カスタムフィールドである。
 メンバーの更新情報には、投稿ページを使いたい。どんどこ投稿してもらって、それがブログ風に時系列で表示されてくれた方が、手間がかからない。
 しかし、自由気ままの好き勝手に更新されても困る。記事の内容は毎回違うのだが、掲載する情報の種類は決まっているのだ。雛形にできるほどに。だから、書式も表示順も統一したい。でないと、見栄えが悪くなる。
 書式の統一は、今まで僕が自分でやっていた。送られてきた情報の書式には、ほぼ必ずブレがある。ブレがあると統一感に欠けるので、決まった書式に修正する。ほんでレイアウトは共通の CSS で指定して、キッチリ見た目をそろえていたのだ。
 改装後も、見た目はやっぱりそろえたい。何をどうやっても、後から多少のチェックと修正は必要になると思うけど、できるだけ統一ルールに従って更新して欲しい。
 そこで、プラグインを使ってカスタムフィールドで入力項目を作り、入力欄には注意書きを付け、同じ順で項目を出力させることにした。

 使ったプラグインは、Advanced Custom Fields というもの。これが、僕のようなシロートにはけしてわかりやすくはない代物であった。
 フィールドの作成や注意書きは自由にできるし、入力必須かどうかも簡単に設定できて、作ったカスタムフィールドを使うカテゴリーを指定することもできる。それはわかりやすいし、使い方も難しくないし、重宝する。面倒がなくて、ありがたい。
 しかし、その出力方法がわからなかった。
 基本的な出力はわかるのだが、入力される値は、ただの1行だけの文字列でもない。改行ありなので、それってどうすりゃいいんだよ...とか。
 なによりも、「このコードを任意の場所に入れてね」とか書いてあるんだけど、「任意」ってどこだよ!? という疑問。

 わかる人にはなんでもないことが、PHP がよくわからん僕にはちんぷんかんぷんなのであった。シロートさんというのは、こういうものなのである。
 しかもプログラムらしく(?)、フィールドの取得方法がひとつじゃない。どれを使えばいいんですか。さらには例えば、同じ書き方なんだけど、あるサイトではシングルクオートだとしている箇所が、別のサイトではダブルクオートじゃなきゃダメだというのだ。いったいどっちなんですか。
 しかし初心者向けを謳うサイトでも、そんな解説まではしてくれない。それ以上は PHP のお勉強が必要になってしまう。時間もないし、なるべく面倒は避けたい。
 結局、自分の求める結果が得られそうな、僕でもいじれるコードを見つけて少し変更して、それを実際にファイルのいろんな場所に入れてみた。タイトルと本文が逆転したり、ページが真っ白になったり、表示が乱れたり。
 それで慌てるようなことはないが、少しずつ手を加えては試すことを繰り返した。

 最後の最後、すぐにわからなかったのが、ループである。投稿ページでは、投稿されるごとに同じフィールドが繰り返されることになる。
 これ、そうじゃないの? と想像はしつつも、勝手に間に入れ込んでいいのかよくわからないもんだから、とりあえず入れた場所が、<while〜> の外だった(そこはあんまり見てなかったんだけど、事故が少なそうな場所に入れたから)。
 これでためしに記事をひとつ入れてみたら、ちゃんと表示された。できたー...と思ったけど、ためしにもうひとつ記事を入れてみたら、新しい記事は空っぽで表示された。
 ここで、なんで...? と思ってしまうわけですよ。わかんないから。ほんで、ハタと気付いた。ようやく。ループしないといけないから、<while〜> の中に入れろってことかな? と。
 それって、「任意の場所」じゃないじゃないかー!
 とにもかくにも、おっかなびっくり <while〜> の中で差し障りがなさそうな場所にコードを移動させてみた。こうしてようやく求める結果を得ることができた。やれやれ。

 ちなみに採用したそれは、たぶんスマートなやり方ではない。そうだろうと想像はできるんだけど、今の僕にはこれが限界だな。