2005年10月アーカイブ

干支はめぐる

 まだまだ早いようにも思えるが、この時期書店に行くと、既に年賀状の素材集なんかが並んでいる。そういう時期なのです。

 先日K藤さんが、干支に関して爆弾的発言をしていた。関連商品を見て、こう言ったのだ。

「犬ばっかりですねぇ」

 ほえ? アヤシイ...。きっと、変なこと考えてる。

「来年、干支なんでしたっけ?」

 戌(イヌ)ですっ!

「えっ、そうでしたっけ...」

 そうですよ...(-_-;)
 やっぱりきましたね、ちょっとズレてる発言。今年は酉(トリ)でしょ? だから犬ばっかりなんだ~...とか言ってるし。
 そうですよ。その通りですよ。
 だから、年賀状コーナーは犬だらけ。

ソプラノはどれだ!

 職場で。
 K藤さんと、リコーダーの話になった。

「アルトリコーダーって知ってますか? 普通の小さいのより大きいの」

 知ってますよ、とーぜん。バカにすんなぁ! そんな感じだねー。普通は、中学で習うんだよね。ついでだから、教えといてあげた。テナーとかバスとか、もっとデカイのもあることを。

「へぇー、そんな大きいのもあるんだ」

 バスリコーダーは知らない人もいると思う。この反応は、ムリもない。

「じゃ、ソプラノから全部あるんですね」

 そういうことですね。

「ソプラノ、アルト...てくるに従って、だんだん大きくなるんですか?」

 そうですよォ。アルトより小さいのが、ソプラノ。もっと小さいの、もっと大きいのもあるけどね。小さいのだと、ソプラニーノ。

 ま、ここまでは特にどうってことない、普通の会話。
 問題は、ここからだ。

「普通のリコーダーは小さいですよね」

 そうだねー。

「もっと小さいのもあるでしょ?」

 うん?
 あやしい...。非常に危険な香りのする発言、来たゾ。

 小さいのって、どんなのですか?

「こんな、小さいのがあるでしょ?」

 言いながら、構える格好をしてみせる。右手を上にして!!


 手が反対です...(-_-;)


 正しい持ち方なんて、覚えてないものかもしれないなぁ。
 左手が上で、右手が下だよ。間違えて構えるマネする人、けっこういるんだよね。過去、何度見たことか。これは覚えてなくても、あるいは自然なことかもしれないなー。
 でも、フルート吹くマネも、手の向きをよく間違われるんだよね。

 それはともかく。K藤さんは、こう言うのであった。手の格好は知らないけど...と、笑ってね。ほんで、覚えてない...を連発。
 まぁいいや。とにかくそのリコーダーは、小学生がよく使ってるヤツね。

「じゃ、ソプラノリコーダーはどんなんですか?」

 はい...? 今、なんて言いました?

「普通のより小さいんですか?」

 普通のがソプラノですっ!

「え? あれがソプラノなんですか?(笑)」

 いや、だって、今そう言ったばっかりじゃん。自分でも言いましたよね?

「えー? そうだったっけー」
「そんな大きさだったっけー」

 しばらくそんなこと言いながら、構える格好してみてた。首かしげながら。何度も。繰り返し。
 なんか、疑われてる...。

 でも何回やっても、リコーダーの大きさは変わらんよ。

夢は大統領

 今、職場がある町の一画が再開発中で、毎日ガチャガチャドンドンやっている。建物がなくなって、道路は1/3くらい完成したところ。

 休憩時間。いつもオオボケかますK藤さんと、その工事の話をしていた。K藤さんは、こんなことを言っていた。
 建物なくなって見晴らしがいいだの。あの裏にあんな店があるの知らなかっただの。駅はもっと大きくできるんじゃないかだの。さらには、もっと便利な町にしようだの。
 それじゃダメだよ...とか答えていたら、話がどんどんエスカレート。

「私が議員になります。立候補したら、投票してください」

 で、自分が議員になったら、何をするか。壮大な、そして現実不可能な構想を連発。

「マイカーは禁止します」
「バスをたくさん走らせるんですよ」
「マイカー使っていいのは、どうしても必要な人とお年寄りだけ」

 いや、お年寄り...てのはどうかと。コレはコレで、すごいけどね。

「駅ビル作ります」
「中にいろんな店入れてね」

 そんなに人口ないじゃん。赤字だらけの店、確実。

「駅から郊外開発地まで、地下街作るんですよ」

 え...? それ、何キロあると思ってんの。東西南北、10キロを超える長大な地下街?

「球場も造りましょうよ」
「カープ、誘致するんです」

 あれはもう、広島駅の東で決まりでしょ。

「なんでしたっけ...、ビッグアーチ」
「サンフレッチェも呼ぶんです」

 あー。それはすごいことになりますな。カープにサンフレッチェに? 次は、なんですかい。

「プロ野球のキャンプも誘致しましょうよ」
「なんか、キャンプやるでしょ」

 来るわけないでしょっ! あれは、沖縄とか九州とか四国とかなの。春に暖かい所なの。このへん、広島でも寒い方なのに。来たら凍えるだけじゃん。練習しどころじゃない。

「それからね、アストラムライン作るんですよ」

 えっ...? 広島市でも、収益苦しんでるのに?

   ※アストラムライン
    広島市に整備された、列車型の乗り物。ゴムタイヤの列車。

 このスタッフが言うに、みんながこっちへ来ればいいんだと...。

「あらゆる場所にアストラムラインが行くようにしてね」
「そしたら車、いらなくなるでしょ」

 ムリ。絶対ムリ。

「あっ、そうだ。路面電車作ればいいんですよ」
「どこでも通るようにしてね」

 あー、それはステキだ ε=ε=ε=(/゚ω゚)/
 広い道がいるからね。市内全域、工事だね。

 もう、国家プロジェクト超えてマス。その議案、ほぼすべて議会で却下されるね。

 くれぐれも、税金は無闇に上げないでね。

雨にはカッパ

 雨か...。面倒だな。
 今日からおニューのカッパである。

 あれは2週間くらい前のこと。職場に、コピーしなきゃいけない本をいっぱい持って行った。リュックを背負って。本を満載して、上の隙間にカッパを入れてたのデスよ。
 行きはヨイヨイ...。

 帰り。
 モンキーでブイブイ走りながら、なんかいつもと違うなぁ...と思った。リュックの背負った感じがね、どうも変だったのだ。いつもと違うのだ。
 荷物が多いからかなー...と、のんきにそう思っていた。

 ところがどっこい。帰ってみたら、リュックの口が全開!
 わお。コレで走ってたのォ? ウンkmの道程を。恥ずかしー。もっとも、夜だしさほど目立ちはしなかったかもしれないが。
 全開だったのは、閉めるの忘れたわけじゃないよ。ジッパーが壊れているのだ。だからいつも、閉まってるかどうかよく確かめるんだよね。
 どうやら、チェックミス。走ってる間に、クチがパカッと...。

 本は落ちてないよね。大事な本なんだよ。うん。あー、よかった。二度と手に入らないような本もあったからね。ちょっと焦った。


  でも、気付かない...。


 次の日。リュックに荷物を入れる時に、あれー? カッパがないナ。と。


  でも、まだ気付かない...。


 なんでないんだらう? どこか、変なところに置いたっけ? 帰った時、カッパどうしたっけ。昨日はカッパ着てないから、干してないし。
 うーん...。しばらーく考えて。


  ハッ!Σ( ̄ロ ̄lll)


 昨日、ジッパー全開で帰った...。カッパ、落としたんだ...。
 あちゃぁ...。



 そんなこんなで、今日はおニューなのだ。
 たたんだ時、前のより大きいのが難点だな。前より丈夫なのは、いいんだけどね。小さくできるの買おかなぁ。

モップはお好き?

 平日の就業時、普通はバイトが三人いる。三人で、就業作業を分担する。
 しかしたまに、二人のこともある。体長を崩して一人リタイア、とか。試験期間中で人数確保できなかった、とか。
 そんな時は、たいていバイトのコで入れ替わり立ち替わり、掃除とかなんやかんやすることになる。
 ある時など、風邪が流行ってダウンに次ぐダウンで、危機的状況下にあった。出勤はベテラン一人と、新人クンのみなんてことが。あの時はどうにもならなくて、一人で二役やってもらった。やらされる方は、大変だ。


 さて。今日は一人ダウンして、バイト二人と僕だった。
 就業間際、僕は明日の準備と雑誌の整理をしていた。そこへ、バイトのHさん(♀)。

「マサキさん、モップかけしてもらえますか?」

 はいな、いいデスよ〜。

 OKした後、じゃ、整理やめて先に掃除にまわらにゃいけんなぁ...てつぶやいた。キリまで整理を続けながら、僕がね。ただのヒトリゴトだ。
 そしたらHさんが、一時停止した。

「えっ?」

 振り返って、僕を見る。

 どうしたん?

「え...あ...いや......」

 なにサ。その不可解そうな顔は、なんなの。

「モップ、嫌いですか?」

 はぁ?

「いや...。俺がモップかよ...って言ったのかと思いました」

 言ってねーよッ!
 なんで「掃除にまわらなきゃ」が「俺がモップかよ」になるのォ。似てるか? 似てないだろ。全然似てないだろ。

 このコ、先週まで長期で公休を取ってた。元からボケキャラなのは、既に何度か Diary に出てきた発言でわかることだろう。
 て言うか今の職場の状態は、ボケキャラばっか。ツッコミおらんし。
 それはともかく、なんかHさんね、パワーアップして帰って来たんじゃないかと。

 今日はそんな話で、もう一人のバイト・U野さん(♀)と意見が一致した。数少ない非ボケキャラのコである。

「やっぱり、パワーアップしてますね」

 でしょ? でしょ?

シャックリを止めろ

 表に立っていたバイトのHさん(♀)が、シャックリが止まらなくなっちゃった。あれあれ、奥へ入っていただきましょ。止めておいでー。
 しかし。しばらくしても戻って来ない。おかしいなぁ。何やってるんだろう? そう思って、事務所の奥へ行ってみた。

 な、何っ!Σ( ̄ロ ̄lll)

 その姿勢に、驚いたのであった。

  右手を上げて。
  息止めて。
  ジッと立ってますた。

 埴輪みたいだナ。
 何しとるん...て思わず笑ったら、「笑かさないでくださいよ」などと。だって、笑えるんだもん。右手上げて、シャックリ止まるの? 右手を...? わ、わかんない...。
 なんでも、おばあちゃんに伝授された方法らしい。
 でも、そんなことするよりね。息をグッと止めて、横隔膜をフンッて押し下げた方が早くない? 水とか砂糖水とか飲まなくていいから。
 シャックリが止められない人は、腹筋が弱い人かも。もしくは、痙攣が激しすぎ(?)。

 しょうがないなァ。はい、息止めてー。オナカ押し下げてー。そうやって教えてあげたら、息吸うたびに、ぷぷッ...。
 なに吹き出してんの。笑ってる場合じゃあないゾ。さっさと止めんかい。

「もういいから、ほっといてください」

 そう言うからほったらかしにして、少しして戻ってみたら。また右手、上げてるよ...。ムダムダ。右手は無駄デス。

「もう、笑かさないでくださいよぉ...ヒクッ!」

 僕は、笑かしてないよー。ただ、覗いただけじゃん。そんでもって、まだシャックリ止まってないじゃん。あー、おもろいわぁ。写真、撮っとけばよかったな。残念。
 とにかく。笑かしたりいろいろしてるうちに、どうやら止まったようで。

 なんで右手を上げるんだろう。右手を上げて息を止める、効用がわかんない。どういう意味があるんだろ。ホントに止まるのかなぁ?

ジャングル大帝

「ライオンが棲んでるのは、ジャングルでしょ?」

 そんな爆弾的発言があった。
 そのセリフの主は、K藤さんである(...あ、言っちゃった)。

 もしかしたら「え、何かおかしい?」と思った人もいるかもしれない。サバンナじゃないからね。ジャングル...だよ?



 初めから、かいつまんで話そう。

 昼休憩のことだ。
 動物の話から転じて、ナマケモノの話をしていた。で、ナマケモノは泳ぐのが得意なんですよ...と、僕が言った。そうしたら、こう返ってきたのだ。

「えっ? 泳げるの? ぶら下がる以外、何もできないのかと思った」

 あのね...。ナマケモノは、ナマケモノなんていう名前を付けられちゃってるけど、怠けてるわけじゃないから。一生懸命生きてるんだよ。
 ナマケモノは、ジーッとしてあんまり動かない。その生態のおかげで、ナマケモノなんて不名誉な呼び名を付けられただけ。生態をあらわしてるわけじゃない。いや、あらわしてなくもないんだけど、正確ではない。それに、四六時中ホントに動かないわけでもないし。
 彼らは、木から落ちたら(もし落ちたら)、泳ぐようにはい回る。地上では、カメより遅い。でも、泳ぎは結構得意なのだ。

「なんで泳ぐんですか? 川、ないでしょ?」

 ありますっ!

「泳げなくてもいいでしょ?」

 いやいや、泳げないと生きていけないよー。なんでって、雨ですよ。ひとたび雨が降れば、ザザーン! バシャーン! あっという間に、ジャングルは水の中だ。
 泳げないなんて、死活問題じゃなかろうか。

 そんな話から、ジャングルで動きの速い動物に話題が移った。
 ここでまた、地雷。

「シカは速いですよね」

 まぁ、そうかもしれんけど。
 でもねー、シカにもいろいろいるしねぇ。シカって、どのシカ?

「あの、ぴょんぴょん飛び跳ねる、インパルとかなんとかいう...」

 それはインパラです!

 名前はともかく。
 ちょっと待ってよ! なんで、ジャングルにインパラがいるの。

「えっ? ジャングルでしょ?」

 ふほほ。また、アヤシイ発言きたよ。
 で、サバンナがわかるか聞いてみた。

「なんですか、それ。ぜんぶ、ジャングルでしょ?」

 ......(-_-;)

 草原。岩山。森。川。etc...。アフリカにも動物が棲む場所はいろいろあるわけだが、K藤さんは、すべてジャングルだと思っていた。すべて、ね。アフリカにはジャングルしかない...くらいの勢いで。
 違うよォ。草原は、サバンナって言うの。

「同じでしょ?」

 ぜーんぜん違う! 植生も違うし。棲んでる動物も違うし。ライオンもシマウマもインパラも、サバンナにいるんだよ。
 しかしK藤さんは、そう認識していなかった。だから、ライオンはジャングルに棲んでると思うわけだ。なるほど。
 ジャングル大帝レオ。そういうアニメがありますな。そこに出てくる町以外の場所は、全てジャングルだと思っていたらしい。

「だまされてた。きっと、訴えることできますよ」

 虫プロを? だまされた...て、普通は気付くでしょ。
 なんだか、笑えて仕方がなかった。
 いや、知らないことは、しょうがない。なんだけど、なんかおかしくて、おかしくて。K藤さんは大真面目だし。発言のズレっぷりがね。
 でもサバンナについては、学校の授業で出ると思うんだけどなぁ。

 でもね、考えてみたら変な感じ。レオはライオンなのに、ジャングルにいる。

「ジャングル大帝っていうタイトル、ダメですね」

 いや、べつにいいんじゃない? だってさ、「サバンナ大帝レオ」じゃ、サマにならない。それにレオは、実際ジャングルにいるし。
 ね。



 さらにK藤さんは、こんなことまで言っていた。

「日本には、ジャングルないんですか?」

 あるわけないでしょッ。熱帯雨林じゃん。

幸せいっぱい

 朝から夕刻まで、普通に出勤。

 最近、午後からのことが多い。久々朝から行くと、なんかヘンな感じがしてしまうのであった。い...いかん! 午後に慣らされてるかも。まぁいいけど。
 しかも今日は、行ったら行ったで荷物が多かった。こんなにあるのォ? 普段、カートに2台か3台くらいで行けるんだけど、今日は4台であった。それも、どのカートも前が見えないくらい、しっかり満載されていた。これ、実際には普段の倍あるな。ついでに、付録もいっぱい。あちゃ。
 ま、なんとかするしかないけどね。なんとかなるのよ(ホンマか?)。



 さて。夜、スタッフ・M子さんの結婚式の二次会に参加した。

 あぁ〜、いいねー。
 この二人、ホントいいですワ。

 お互いも、まわりからも、愛されてるなぁ。そう感じられる。結婚式ってだいたいそうだけど、この二人はまたすごくいい雰囲気。見てるだけでも、幸せ気分♪
 おめでとう!

 昨日のバラは、なんにも知らなかったから、なんか驚いていた。ふふふ。こういうことは驚かす方が、楽しい。飾り付けに使った後は、二人にあげた(お世話をした人に、バラどうしましょうかって僕のところに持ってこられたから、二人にあげてって言ったわけでして)。
 明日から二人は、ハネムーン。楽しい旅を。

薔薇ばっかり

 仕事は休み。
 今日は、こんなものを作っていた。

 20051007_rose01.jpg

 バラである。右の黒っぽいのは、濃い紫。
 明日、職場のスタッフ・M子さんが結婚式なのだ。その二次会で使うために、折り紙の花の制作応援を要請された。もう一人、折り紙ができる人が、いくつかお花を作っている。

 ひとつ拡大してみよう。

 20051007_rose02.jpg

 赤バラは「情熱」だとか。関係ないけど。

 この花の部分だけ作るのに、早くて20分くらい。キレイに作るのにこだわってると、もうちょっとかかるねー。加えて葉っぱも作ってるから、1輪作るのに1時間くらいかな。
 昼から始めて、8個。職場で休憩時間に2個作ったから、10個。これに、もう一人が作ってる花をあわせて、飾り付けに使う。
 遊びで、青いの(左端)も作った。空色ぽい青。濃い青の方が、サマになるんだけどね。手元にいい色の紙がなかったから。



 青バラは、一般にはまだ存在しない。バラには青系の色素がないから、いまだに青だけできないんだとか。
 サントリーが、ほんのり青いバラを作ってたね。たしか、パンジーの色素(遺伝子)を組み込んでいた。何年後かわからないけど、いつかは青いバラが出回ったりするのかなぁ?
 見てみたい気はする。でもね、憧れのままってのも、悪くないナ。

歳ナンボ?

 バイトのS津くん(19歳♂)に聞かれた。

「何歳なんですかー?」

 素直に答えてもいいんだけど、そうしなかった。
 なぜなら。このコは、前に某♀スタッフの年齢を大外ししたことがある。ホントは28のところ、24くらいに答えてた。で、信じられない...て、いつまーでも言ってた。その他、大外し多数。
 そこへきて、僕の歳がナンボかと。これは、おもしろそうである。いや、それより自分が陰険である。

 陰険さはさておき、逆に、ナンボに見えるー? と聞いてみた。そしたら、はぐらかす、はぐらかす。さすがに、前に大外ししてみんなにいじられただけはある。

 えー? 教えてくださいよ。
 ○○さんよりは上ですか?
 結局、何歳なんですか。
 ○○さんと同じくらいですか?

 次々に質問をした挙句、しまいにはこう言った。

「聞いてるんだから、素直に答えましょうよー」

 そんなことを言う始末。ま、それは確かにそうなんだけどねー。
 もう無理そうなので、仕方がない。ちゃんと自分の歳を答えた。

 そうしたら...。

「えっ...?」

 おい、なんで止まってるのかなー。

「もう一回言ってください」

 ナンダト。
 そう思いつつも、もう笑いそう。
 再び答えたら、こう返ってきた。

「ウソぉ。ホントですか!?」

 なんだよ。
 悪いかよ。

「ウソ言ってないですよね」

 言っとらんわー!

 すんごいショック受けてました...(-_-;)

 26歳くらいだと思ったらしい(当時、31歳)。9月29日の日記に登場した、子供っぽい♂スタッフ・M子さんよりは上だと予想したとか。
 で、あとはいつも通りだ。

 ウソだー。
 信じられない。
 ホントですか?

 延々と、何度も言ってるし。
 その日は終日、顔を合わせるたびに、僕を見てなんか考えてる様子。どうにも信じられないようで。なんだよ、どうせ俺はコドモだけど、そんなに疑いの目を向けられてもねぇ。
 あー、おもしろ。
 ま、S津くんの言うことなので。実際には、実年齢と見た目はそんなに離れてないかも。自分じゃ、よくわからん。たいてい歳相応か、下に見られるんだよね。

 だけどさらに、こんなことまで言われたよ。

「おかしいんですよ。年齢と見た目に、釣り合いがとれてませんよ」

 ほっといてくれろ。

モズ飛来

 キーィキィキィキィ。
 ギチギチギチギチギチ。
 キュン、キュン、キュン。

 朝、そんな声に起こされた。

 モズである。
 僕はこの声を聞くと、あ〜、秋だなぁ...という気分になる。「そろそろ秋だなぁ」と言えば、より正確だな。



 モズと言えば。

 だーれかさんが、だぁれかさんが〜♪

 そう、「小さい秋見つけた」だ。同じサトウハチローで、もう一曲。モ〜ズが枯れ木で鳴いているぅ♪ ここにも、モズが出てくる。

 脱線。

 さて。
「小さい秋見つけた」に戻ろう。

 モズが出てくるのは、こんな場面である。

 目隠し鬼さん 手の鳴る方へ
 すましたお耳に かすかにしみた
 呼んでる口笛 モズの声

 おそらくは、かなりの人が意味は特に気にせず、漠然と歌ってるんじゃないかと思う。
 そもそもモズを知らない人は、多いんだよね。実は目にしているはずなんだけど、目に入っていない。身近なものは、そうしたもの。

 モズは、鳥だ。本州には、一応は周年生息している。しかし滞在する季節は、地域によって違いがある。広島あたりでは、通常は秋に現れて、夏前までにいなくなる。
 モズは国語の教科書にも出てくる。短歌や小説の絡みで、「モズのはやにえ」とあわせて出てくることが多いかなぁ。たいていイラストか写真も載ってるけど、実物を知らないから鳴き声もわからない。それはしかたがない。

 で、肝心の「小さい秋見つけた」の詩だが。

 たとえ意味をくみ取ったとしても、きっとこの程度だろう。モズは口笛みたいな声で鳴くのかナ? と。
 しかーし、しかし!

 実はモズは、かなり激しい声で鳴く。最初に書いた通りだ。キィキィ、ギチギチ、キュンキュン! これのどこが、口笛みたいなの。

 モズを漢字で書くと、百舌。体を表した字である。舌が百枚あるかのごとく鳴ける鳥なのだ。
 モノマネができる。複雑奇怪な声も出せる。普段の激しい声とは似ても似つかない声である。ヒューヒューと口笛みたいな声でも鳴く。これが意外と、ちょこちょこ聞くのだ。

 この習性というか生態というか、とにかくモズの鳴き声を知ってると...「小さい秋見つけた」には、にわかに生きた情景が加わる(ホンマか?)。

 目隠ししたオニ役の子。
 みんなが手をたたいて、はやす。
 耳に届くのは。
 口笛か?
 モズなのか?
 どっちだろう...。

 う〜ん、秋の歌だねぇ。

 まぁなんにしろ、サトウハチローはモズの生態を知っていたはずだ。
 百聞は一見に如かず、と言う。やっぱり実際に聞いてみないと、リアルな情景にはならないものなのかなぁ。

エイジくん

 バイト・Hさん(♀)が言いますた。

「高校の時、社会何とってましたか?」

 社会科の選択科目を、何にしたかって聞かれたのだ。地理、歴史、公民...。歴史も日本史と世界史がありますな。
 僕はと言えば...。

「歴史だったかな?」

 そう答えたら、さらに聞かれた。

「エイジゴロシって、分かりますか?」

 で、僕は「いつの?」と答えた。
 そしたら、Hさんはこう言った。

「あ〜、わかるんだー」

 へ? 何のことで?
 僕の疑問は未解決のまま、前に戻って答える彼女。

「あっ、江戸です」

 江戸ね。

「私、エイジって、どこのエイジって人なのかと思っちゃったんですよ」

 エイジくんね...。
 英司くんだか。栄治くんだか。永二くんだか。どこかのエイジくんが殺されたんだと思ったんだってさー。殺人事件である。

 それにしても、このコもヤバイですなぁ。
 ヘンテコリン加減で言えば「ラーメンが待ちきれない」スタッフ、K藤さんが上だろう。でも、危険度はこのHさんが上だ。
 天然ボケがあると指摘されることのある僕の言うことじゃないかもしれんが。このコ、恐るべしなのです。表彰なみに、おかしなコです。
 いや、楽しいからいいんだけどね。一家に一台欲しい。

 で、話は戻るが。
 そうは言っても、エイジゴロシがわからない人はやっぱりいるだろう。特に、僕より下の世代の人たちは。若い人ほど、何のことだかわからないかもしれない。
 エイジゴロシとは、嬰児殺しである。
 僕は嬰児殺しと聞くと、最近のものを思い出す。約30年前(これを書いた当時から起算して)の、コインロッカー・ベビーだ。嬰児殺しがわからなくても、コインロッカー・ベビーなら、音楽や小説からのつながりで耳に覚えのある人もいるだろう。
 自分と同年代くらいの子が、たくさん死んでいる。それは、小学生になってから知ったことだ。だけどはやりというか、なんとなく胸にくるものがある。何かをキッカケに、ふと想うこともある。

「ここは故郷」という歌がある。

 ここは ふるさと〜 わたしのまちィ♪

 なんだかほのぼのしたようなメロディで、一見のどかな歌だ。しかしあの3番は、実はけっこうコワイ歌詞なんだよね。

  こんなに子どもが殺されて
  こんなに愛が引き裂かれ
  こんなに傷跡深くても...   (以下、略)

 この歌は、当時の日本の様子を映しているようで。嬰児殺しや公害など、今とはまた違った様々な問題を抱えていた高度成長期だ。

 この歌を聴くと、すごーく思い出してしまう。思い出すってのも、変な言い方だけど。なんだか、悲しみを覚えるのだ。
 歌われてる事柄の事実はともかく。あんなことがあったんだよなぁ...。と、そう思わずにはいられない。

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